皆さんこんにちは!じへママです⭐︎
中度知的障害を伴う自閉スペクトラム障害のじへだん君を育てています。
じへだん君は只今4歳!もうすぐ5歳の誕生日を迎えます。
成長はゆっくりではあるものの、変化を遂げております!
そんなじへだん君、ここ最近、困り事がかなり増えて来ました。
今回は、数ある困り事の一つである 「唾ペッペ」 について書かせてください😣
Contents
最近の困りごとその1「唾ペッペ」
これは家族がいま一番困っている問題行動です…。
じへだん君は、唾を“ペッペ”と吐き出す行動が頻繁にあります。
実はこれにはきっかけがありました。
4歳の誕生日を迎えた頃、とある水族館へ行った時のこと。
そこには白砂のサラサラした砂場コーナーがあって、当時は感覚過敏もあり砂遊びや粘土も苦手でした。
でもその日はパパと一緒にチャレンジしてみたのです。(ちなみに今は泥んこ遊びが好きになり毎日やっていますw)
すると、近くで遊んでいた男の子たちが、砂を固めたかったのか 唾を砂にかけて遊んでいたんです。
じへだん君はそれをじーっと見てニコニコ。
……そしてその日の夜から、唾を吐くようになりました😱
最初はたまにペッペとする程度でしたが、日を追うごとに増加。
家族で注意しても、じへだん君は笑って楽しんでしまう始末…。
外出先でもしてしまうようになり、本当にどうしていいのか分からず、外に連れ出すのが怖い時期もありました。
そこで我が家では、どうにかしなければと
「困り事撲滅対策委員会」
が発足されました!💪(主にじへママとじへパパ)

療育的無視を導入
まず委員会長(じへママ)は、発達専門の病院の先生やOT・STの先生にも相談しました。
先生方からのアドバイスは 「療育的無視」。
これは、問題行動を起こした時にあえて反応せず、行動自体を減らす方法です。
当時のじへだん君は言葉の理解がほとんどできなかったため、注意されること自体が“構ってもらえた”と感じて楽しんでしまっていました。
なので、唾を吐いた時は注意せず無視する方針に。
すぐに家族会議を開き、委員会全メンバー(家族)で共有。
さらに療育園の先生方にも協力をお願いしました。
すると、先生方から素晴らしい提案が!
「唾を吐いたら、自分で拭く習慣をつけてみては?」
なんて素敵なアイデア!即採用!!
除菌シートを大量購入し、家用と療育園用に分けてスタンバイ。
最初は嫌がっていたじへだん君も、次第に自分で取りに行って拭くように(笑)
その頃から、唾ペッペの回数も少しずつ減っていきました。
……が、そこで終わらないのが障害児育児!!!😂
減ったと思えばまた増える、の繰り返しです。

唾ペッペをしてしまう原因
委員会長と副会長(じへパパ)は、まず“どんな時に唾ペッペが出るのか”を観察しました。
すると、こんな傾向が。
- 興奮している時
- 眠い時
- つまらない時
- 環境の変化があった時
このタイミングで出やすいことがわかりました。
そこで対策として、
- 興奮 → ヘッドフォンで落ち着かせる
- 眠い → 寝室へ移動
- つまらない → 違う遊びに誘導
- 環境の変化 → 事前に伝える
などを実践中!
夏休み中はほとんど唾ペッペは出ていなかったのに、療育園が始まった途端に出始めたり…。
大好きな療育園でも、思い通りにならない環境だとストレスがかかるんだろうなぁと感じました。

成長とともに見えてきた変化
最近は言葉の理解も少しずつ進み、
「唾ペッペはやってはいけないこと」
というのは理解しているように見えます。
ただ最近は、唾の飛び散りがキラキラ光るのを 観察して楽しむ という新たな遊びに…😂
(明るい電気の下でやるとキラキラ見えるらしい)
嫌なことがあると必ず出ます。
例えばSTでは、型はめ課題がどうしても嫌。
でもやらなきゃいけないのは分かっているので、椅子に座ってイヤイヤしながら頑張ります(笑)
終わった!と思った瞬間、新しい課題が出されると……
「ペッ!!」
分かりやすいんだけど、困るんです…。

電気を見ながら、唾ペッペするじへだん君↑
困り事撲滅対策委員会長じへママの気持ち
本当に、唾ペッペは困ります。
やめて欲しすぎて、感情的に怒鳴ってしまったことも…。
外でされると迷惑にもなるし、視線も痛い。
それに不衛生という現実もあります。
常にカバンには大きな除菌シートとそれを入れるビニールも持ち歩き、対策をしています。
でも、じへだん君にとっては自分の気持ちを表す手段の一つになっているのかもしれません。
感染症の時は特に注意が必要なので、症状が治るまでは療育園も長く欠席させています。
家ではみんなが寝た後、スチームで何度も床拭きもしています。
発達専門の先生には
「唾ペッペは長期戦。1回注意したら、その後は無視を貫くこと」
と言われています。
家族みんなで根気よく対策委員会を続けていきたいと思っています。

次回予告🤩
次回は困り事第2弾!「睡眠」についてです。
今日のじへだん君エピソード❤️療育園の彼女❤️
じへパパ目撃の朝の出来事です。
朝はいつもパパと一緒に療育園へ行くじへだん君。
下駄箱で靴を履き替えていると、彼女がトコトコ登場。
「じへだん君、おはよ!も〜!靴反対だよ〜」
と言いながら優しく履かせてくれました。
じへだん君はツンデレなので最初は無視(笑)
でも履かせてもらうと満面の笑顔。
両手で彼女のほっぺを触ってニコニコ。
二人で見つめ合い、
お互いに ほっぺにちゅー❤️
(可愛すぎる)
慌てたじへパパは彼女のお母様に、
「すみません、大事な娘さんに手を出してしまって…!」
と謝罪(笑)
するとお母様は笑いながら、
「うちの子がいつもしてるので、こちらこそなんです〜」
と優しく返してくれたそうです。
そうして親公認の2人に❤️
療育園の先生方も、二人のやりとりをあたたかく見守ってくださっています。
最後まで読んでくださりありがとうございます🌸
もし良ければ❤️を押してね⭐️
皆さんにとって素敵な一日になりますように♡